肩甲骨の内側が痛い・こる

肩は痛くないけど、肩甲骨の内側が痛い、こる・・・
大井町整体院にはそのような肩甲骨の内側の痛みでお悩みの方も多くご来院されます。

肩甲骨の内側にも筋肉がついており、その部分が固く”こって”しまっている可能性が高いです。

肩甲骨の内側にも筋肉があります

上のイラストでいうと小菱形筋や大菱形筋が主にですが、肩甲骨の内側の際(キワ)の部分がよく固くなることが多いです。

この部分が固くなると、首コリや肩コリと同様に痛くなったり重くなったりします。
痛みを感じなくても肩甲骨の可動域が狭くなってしまったり、腕が上がりにくくなってしまう事もあります。

酷い場合は神経を通じて腕がしびれたりすることもあります。実際に数年前、私自身が肩甲骨の内側の筋肉の拘縮が原因で酷い腕のしびれに悩まされました。

肩甲骨はがし?

最近巷では「肩甲骨はがし」という言葉や施術方法が流行っているようですが、要は肩甲骨の内側の筋肉を柔らかくして、肩甲骨の可動域を上げることをこのように呼んでいます。別に本当に肩甲骨をベリっと剥がすわけではありません。

当院では肩甲骨周りの固くなった筋肉をトリガーポイント療法によって柔らかくしていきます。剥がすような動作はしませんが、効果としては一緒です。

というよりも固くなった筋肉のコリを指を使ってピンポイントに柔らかくできるため、場合によっては当院のやり方のほうが効果は高いかもしれません。
肩甲骨周りの筋肉の施術は人によっては痛すぎたり苦しく感じることもありますので、ちゃんと丁寧に聞きながら、痛みや強さを加減して施術していきます。

腕を大きく回す運動が効果的です!

皆さん「マエケン体操」ってご存知ですか?元広島カープの投手で今は現役のメジャーリーガーである前田健太さんという野球選手が試合前に必ず行う体操があります。すこし前傾姿勢になって両腕をぐるぐる回すという運動なのですが、これは何をやっているかと言いますと両腕を大きく回すことによって肩甲骨周りの筋肉を伸び縮みさせ、柔らかくしていきます。(このように動かすことによって筋肉を柔らかくする事を「動的ストレッチ」と言います。)
この試合前の動的ストレッチで肩甲骨の柔軟性を高めることによって、本番で投げる際の腕の回転を良くしているんですね。

下に動画のリンクを張っておきますが、本当にこのようにぐるぐる腕を大きく回すことが肩甲骨周りの筋肉を柔らかくするのにとても効果的ですので、皆さんの普段からやるようにして下さい。

うまく真似できない場合は一日一回ラジオ体操をやるのも良いですよ。ラジオ体操も探せば動画が見つかりますので、観ながら大きくカラダを動かしましょう。大きく動かすことが大事です。てきとーに小さく動かしていると筋肉が十分伸び縮みしないので、動的ストレッチの効果が低くなってしまいますので。

普段からの姿勢も大事です!

肩甲骨周りの筋肉が固くなるのは疲労だけではなく長時間座って前のめりで作業したり、猫背などの悪い姿勢や、普段から腕を動かす動作が少ない(運動不足)など、原因は人それぞれです。何が原因で背中が固くなっているのかはその人の生活習慣によって違いますので、カウンセリング等によって原因を突き止める事も大事です。

いくら固くなった筋肉を柔らかくしても、こういった悪い生活習慣を変えられなければ同じことの繰り返しになります。大井町整体院では簡単な姿勢の指導も行っております。猫背の姿勢などは意外と簡単な事を意識するだけでも大分良くなります。基本的にこういった筋肉のコリは日々の生活習慣が原因のことが大半ですので、そういったことから良くしていくのも健康を保つためにはとても大事なことです。

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